いつもMINI Mac32を読んでいただきありがとうございます。
今回は僕の理想のクルマに関する話をしようと思います。
僕はクルマが好きなのですが、乗るクルマはなるべく他の人と被らないようにしたいと考えています。
せっかく乗るなら「自分だけの一台」にしたいんですよねー。
高級車メーカーのロールスロイスやブガッティは、ボディカラーや内装色の選択肢が豊富で、それでも好みのものが無ければ、自分だけのボディカラーやシートの素材をオーダーすることができます。
最近だとポルシェやランボルギーニもそういったオプションを用意するようになったんですよ。
高級車やスーパーカーを購入できる人は「自分だけの仕様」に仕上げたい傾向にあります(そしてそれはができるだけの財力がある)。
メーカー側からすると、個別に塗料を配合したり、専用の素材を用意する必要があるためコストが増えますが
その分「一台あたりの売り上げ」が増えることになります。
結果として、オーナーは自分だけの一台を手に入れることができ、メーカーは販売台数を増やさずに収益を伸ばせる仕組みができたのです(いわゆるWin-Winってやつ)。
ちょっと話がそれましたね(笑)
僕が買える価格帯のクルマだと用意されているオプションは決まっているので、その中から選ぶしかありません。でも自分だけのクルマ(MINI)にしたい気持ちは抑えられないのです。。ぐぬぬ
そこで「カスタマイズ」という選択肢が出てくるのです。
メーカーが取り扱っている「純正オプション」ではなく、「社外オプション」や「アフターパーツ」と呼ばれるものを購入し付け替えることで、理想のクルマに仕上げることができます。
カスタマイズでできることはこんな感じです。
- 自分好みにかっこよく(かわいく)できる
- 性能アップ
- 自己満足(笑)
というわけで、僕がMINIを迎えたら絶対やりたいと思っているカスタマイズを紹介していきます。
MINIをカスタムするなら、まずはホイールからでしょ!
Photo by Pietro Tebaldi on Unsplash
まず手をつけるのは「ホイールの交換」。カスタマイズの王道ですね。
MINIは国産車と比較的すると、純正ホイールのラインアップは多いと思うのですが
やはり無難なデザインというか、なんかしっくりこないんですよね。
なので、まずはホイール交換をしようと考えています。
クルマのカスタマイズは色々ありますが、外観を変えるエアロパーツの取り付けや、あとで紹介するマフラー交換などと比べるとコストをかけずにできるのがメリットだと思います。
そして、たかがホイールと思われがちですが、クルマの足元ってデザインやカラーが変わるとイメージって大きく変わるんですよ。
ホイールメーカーは国内外問わずありますが、国内だとBBS、海外だとOZ RACINGが個人的には好きですね。
ちなみに、お気に入りのホイールを履かせる時に気をつけたいのが「ブレーキダスト」です。
クルマのブレーキはブレーキローターと呼ばれる金属製の円盤(カーボン製のものもある)を、ブレーキパッドで挟んで、摩擦の力で減速させています。
ブレーキパッドが摩擦で削れて出た鉄粉を「ブレーキダスト」というのですが、このダストがせっかくのカッコいいホイールを汚してしまうんです。
特に輸入車は、国産車と比べるとブレーキダストが多いと言われているので、低ダスト(ダストが出にくい)社外品に換える人も結構います。
MINIもいろんなメーカーから低ダストパッドが出ているので、ホイールを換える時に併せて交換したいと思ってます。
というわけで、ホイール交換のポイントをまとめてみました。
- 比較的コストをかけずにできる
- 見た目の良さも大きく変わる
- カスタマイズの第一歩におすすめ
MINIはサスペンションを交換するとさらに楽しくなる
引用:https://www.bilstein.com/int/en/technology-and-knowledge/
さて、ホイール交換でクルマの足元がバッチリ決まったら、次は足回り(←ややこしい)を整えていきましょう。
足回りのカスタマイズとは「サスペンションの交換」ですね。サスペンションとはクルマの「乗り心地や操縦安定性などを向上させる」機構を指しますが、
ここでは「衝撃を吸収するスプリング」と「スプリングの動きを減衰させるショックアブソーバー(ショック)」に絞ってお話しします。
そもそも、なぜサスペンションを交換するのかというと「車高を下げたり、乗り心地を自分好みに変えることができる」からです。
車高を下げると言っても、地面に擦れるほど低くするのではなく(笑)、適度に下げることでメリットが生まれます。
まず、車高が下がるとクルマの重心が下がるので走行性能が向上します。基本的にはコーナリング(カーブを曲がった)時のスピードが上がります。
MINIは「ゴーカートフィーリング」と称される、キビキビと気持ちよく曲がる(ハンドルを切った分だけクルマが曲がる)運転感覚が特徴だと言われますが、車高を下げることでさらに磨きがかかります。
次に乗り心地ですが、クルマの乗り心地はスプリングの硬さとショックの減衰力で決まります。走ることに重点を置く場合、スプリングは硬くショックの減衰力は高くする傾向にあります。サスペンションの種類によって、スプリングの長さやバネの硬さが異なり、ショックの減衰力を自分で設定できるものもあります(その分お値段もする・・・)。
あとはやっぱり見た目、ですね。ノーマル(出荷時)の車高だと、タイヤとフェンダー(タイヤを覆っているあたりのボディのこと)の隙間が空いていて、ちょっと(微妙だ)なぁ・・・と思うこともしばしば。。。
車高を下げてこの隙間を少なくすることで、カッコ良く魅せられるのです。
エアサスで地面すれすれまで下げて、タイヤにフェンダーがかぶっちゃうのはやりすぎだと思うのですが(オートサロンで見る分にはいいのだけど)、適度に車高を下げるのは「性能アップ」と「カッコ良さ」の両方を叶えることができるカスタマイズなんです。
ミニのサスペンションだとビルシュタインとかSACHS(ザックス)、GIOMIC(ジオミック)がありますねー。
MINIのショップでも有名なBOND MINIさんではビルシュタインを激推しなので、僕はビルシュタインを選ぼうと思ってます。
- 車高を下げることで、走行性能(コーナリングスピード)が上がる
- ゴーカートフィーリングに磨きがかかる
- 見た目がカッコ良くなる(タイヤとフェンダーの隙間は意外と重要)
カスタマイズの仕上げは吸排気系(吸気と排気)
引用:https://www.giomic.com/products-list/performance-parts/43215/
ホイールとサスペンションで足回りをバッチリ決めたら、いよいよ吸排気系のカスタマイズ(というより”チューニング”が正解?)です。要はクルマの速さ、パワーを上げましょうってことですね。
実際、この順番が理に適っているというか、いきなりクルマをパワーアップしてしまうと、それ以外の部分に負荷がかかってしまうので
足回りやその他の補強(今回は説明してませんが)カスタマイズを一通りこなしてからが良いと思ってます。
で、「吸排気のカスタマイズ 」は何をするのかというと、文字通り「吸気(エンジンに空気を送り込む)」「排気(エンジンで燃焼させた後の排気ガスを出す)」それぞれのパーツを交換するのですが、
詳しく説明してみましょう。
「吸気」について
まず「吸気」ですが、クルマのエンジンは、空気と気化させたガソリンを混ぜたものを爆発させて動いてるので、入ってくる空気の通り道をスムーズにしてあげることが、性能アップに繋がります(あとで説明する、排気とセットでやらないと意味が無い)。
通常、吸気系のパーツは外気を吸い込むことを前提にしているわけですが、空気中のダスト(ごみなど)を取り除くためのフィルターがあって、それでダストを除去しています。
で、ダストがエンジン内部に入るのは故障の原因になる(最悪エンジンが壊れてしまう)ので、通常のクルマはダストを「しっかりと」除去することを優先しています。
また、吸気のフィルターは使っていくうちに汚れていき、だいたい車検ごと(2年に1回の頻度)で交換するので、コストも重要視されます。
つまり性能面(空気の通しやすさ)よりも、ダストの除去率や経済性を優先されるので、空気が通りにくくなっているんです。
これを、空気が通りやすい(でもちゃんとダストも除去してくれる)フィルターに、ついでに空気の通り道(フィルター前後部分の配管部分)も換えてしまうのが『吸気系』のチューニングです。
ちなみに現行MINI(F56)はどのグレードでもターボエンジンなので、吸気をカスタムするとイイ感じに音が変わってテンション上がっちゃいます。
「排気」について
そして「吸気」を変えるなら、空気が出ていく「排気」も換えないといけません。
入ってくる方だけスムーズにしても、出る方が詰まっていたら、結局は意味が無いんです(リコーダーの先の部分にティッシュを詰めてるようなもの←例えがひどすぎる)。
排気系についてもまず仕組みの説明からすると、エンジン内部で燃やされた後の空気(排気ガス)は
触媒(有害物質を無害化してくれるもの)を通って、さらにサイレンサーで排気ガスの温度と圧力を下げて排気音を小さくしています(エンジン内ではガソリンが混ざった空気が爆発している)。
これも吸気系と同様に、触媒はしっかりと有害物質を無害化させるように、マフラーは排気音をしっかりと下げることを第一に考えられているので、空気の通りやすさは後回しになっています。
基本的に排気系のチューニングは触媒より後の部分を交換することが多いようで、空気の流れを効率化した配管と、サイレンサー(消音器)も空気の抜けを良くしたものに換えることでパワーアップが見込めることになります。
あと、空気の抜けが良くなるので排気音も大きくなりますね。(これ大事)
また、素材にチタンを使って軽量化したり、排気音を調整できる機能が付いてるものもあります。
吸気系だとGIOMIC、NMエンジニアリング、排気系だとREMUS一択かなぁと思ってます。
- 性能アップなら吸排気は絶対やるべきカスタム
- やるなら足回りなどの強化をしてから
- 吸気音・排気音も変わって、感覚的にもワクワクする
まとめ
僕の絶対やりたいカスタマイズとして「ホイール」「サスペンション」「吸排気系」の3つを紹介しました。
実際、どれもそれなりに費用がかかるので、一気に全部カスタマイズするのではなく、地道にコツコツと換えていくことになりそうです。
このほかにも、シートをRECAROにしたいとか、内外装のドレスアップ(ステアリング交換、エアロパーツ装着など)とかもやってみたいなーと思っています。
こういったアフターパーツは基本的にディーラー(正規販売店)では取り扱ってなく(MINI大田など一部店舗は除く)、ショップ(一般のカーショップ)にお願いすることになるのですが
幸い、MINIは専門ショップ(Bond MINIとか)が多数あるので、そこまで困ることは無さそうです。
まぁ、今は自分のMINIを持っていないので、ひたすら「どんなカスタムをしようか」と想像してる状況ですが、
実はこの時間が一番楽しかったりするんですよね。
次は各パーツの比較とかしてみようかな。
ではまた!